Twitterのポイ活界隈では、クレジットカードを10枚持っているのが普通に成りつつあるように感じますが、一般的にはクレジットカード平均2.8枚です(一般社団法人日本クレジット協会の2021年の調査結果)。
私の所感となりますが、ポイ活・クレカ民を除けば、平均値であるカードは2~3枚程度が適正枚数です。これ以上は管理工数が肥大化します。
こういった事情から、「なにかクレジットカードをオススメを教えてくれ」と聞かれても、
「クレカは楽天・JQEPOS・JQセゾン・ゴールドNL……プリペはkyash・MIXI M……」等と意味不明な説法しても無駄です。
多分ヤベェやつに思われるか、リボ上限に達してカードを増やした人に思われて心配されるだけでしょう。
そんなわけで一般人の「クレジットカードのオススメを教えてくれ」=「1枚でソコソコなやつ!」と解釈するべきです。
じゃぁ何を教えるべきなの? そんな答えの一つとしてP-one wizを用意しました。
- P-one wizカードは年会費無料なのに、(ほぼ)何処でも還元率1.396%!!
- リボ専用カードだが、ちゃんと設定すれば事実上の一括払いで金利不要
お申し込みURL
アフィリエイトが無いので、公式サイトへの直接リンクになります。
私にお金が入るのが嫌な人でも安心して、踏んで下さい。
P-one wizカードの基本スペック
券面デザイン

基本スペック
P-one wiz 基本スペック | |
年間費 | 無料 |
還元パターン | 請求時1%OFF + ポケットポイント0.1% ※ポケットカード1pt=3~4円 |
特約店還元率 | 設定無し |
注意点 | 初期設定が極悪リボ(ミニマムペイメント)なので、 設定変更必須 |
請求時1%offの対象店舗外については、ポケットカード公式には以下のように書かれています。
私が行った過去の検証ではkyashはポイント対象外であることを確認しています。
特にETCはポイント非対応なので、その点にご注意してください。
サンリブ、マルショク、ポケットカードトラベルセンター、電子マネーチャージ、金券類、生損保等の各種保険料、ETCカードのご利用分、キャッシングご利用分は「1%OFF特典」対象外となります。また、一部対象外のお取引もございます。
https://www.pocketcard.co.jp/card/card_ponew.html#ancNotes01
還元率の挙動について
還元額の挙動がややこしい
このカードは還元率の計算がちょっとややこしい例題を用意しました。
この①+③&④をあわせて約1.4%(正確には1.396%)の還元が得られるわけです。
①決済毎に1%の値引き(端数切捨て)
②値引き後の金額の合計額を算出=支払額
③月の支払額に対し0.1%のポケットポイント付与
④1ポケットポイント=ファミペイギフト4円分
※250ポケットポイント=ファミペイギフト1000円分に交換可能

ただし良くわからなくなると思いますので、自動で1%OFFされる+おまけポイント付きカードとして使うと良いかと思います。
ポケットポイントの期限もややこしい
このポイントの有効期限は支払月の翌々年度の4/10という非常に分かりづらい設定です。
公式サイトは以下ですが、こんな表記理解出来るわけがないので、支払い月xポイント期限のカレンダーを作成しました。
この図のように解釈すると分かりやすいかと思います。

還元率の代償は2つ
但し、代償なくこの還元率が得られているわけではありません。代償は「リボ払い専用カード」「リボがミニマムペイメント」の2つです。
この問題は後述の対応方法で簡単に対策が可能です。
トラップ1 リボ払い専用カードという罠
オリコカードのリボ払い専用カードの解説が非常に面白いので一読していただくと、リボ払い専用カードというものが分かるかと思います。

この手の物は楽天カードの自動リボは有名ですが、
店頭で一括払いを宣言しても自動でリボ払いになるという魔法の設定です。
この設定が強制で有効化されているカードをリボ払い専用カードと言います。
以下記事で解説している通り、
リボ払いはカード会社にとって滅茶苦茶儲かります。このため高還元だけど、リボしか出来ないというカードが有るわけです。
今回はこのタイプのカードであることが、1つ目の代償です。
トラップ2 リボ界の最凶魔神 ミニマムペイメント
この記事を読んでいるポイ活界隈でも、リボ払いの種類まで話ができて「ミニマムペイメント」という単語まで理解されている方は少ないのではないでしょうか?
後日きっちりとリボ解説の記事を書く予定なのでここでは簡単な説明にとどめますが、一言で言えば、最大限リボ残高を長期化させることに特化した最凶の決済です。
多くの会社のリボ払いでは毎月の支払額を月3万・5万等と高めの金額を決めることが出来ます。
これにより返済期間を短期化でき、掛かる金利を減らすことが出来ますが。
ですがミニマムペイメントは違います。できるだけ金利+αの最小の支払額になるように支払額を設定し、できるだけ借金状態を長引かせるようにします。

これにより最大限借金を継続した状態を作り出すことができ、金利収益を得やすいわけです。
支払いを自動で遅らせて、家計が楽なときに纏めて払える素敵な支払い方法だなー(棒)。
対処方法は、知っていれば簡単
対処法はシンプルです。 毎月返済する金額を残金の全額に設定するだけです。
実際の設定手順
まずは下記サイトからログインして下さい。
右下のメニューボタンを開く

「お支払い金額変更」を選ぶ。

「お支払い金額変更」→「毎月のお支払金額変更」

「ずっと全額払い表示であることを確認」

画像の表示になっていたら既に全額払いになっています。
この場合は変更してしまうとミニマムペイメントへ変更になってしまうので必ず注意して下さい。

ページ下部にスクロールして、「変更内容を確認する」をタップする。

確認画面で改めて以下の表示になっているのかを確認。

下にスクロールして、「上記の内容に変更する」をタップする。

以下の表示が出たら完成です!
お疲れ様でした!!

終わりに
- P-one wizカードは年会費無料
- (ほぼ)何処でも還元率1.396%!!
- 「ずっと全額払い」に設定をお忘れなく
私が知る限りこのカードはポイントサイト案件にも載らないですし、アフィリエイト報酬も発生しません。
クレジットカード紹介1本目からこのカードを紹介したのは、「EPOS修行面倒!ポイ活面倒!!年間決済額把握も面倒!!!」って人の最適解となってほしいからです。
もし良かったら参考にしてもらえると貰えると嬉しいです。
本記事を読んで頂きありがとうございました。
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